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本について

ノラネコぐんだんが好き

私は「ノラネコぐんだん」が好き。今日もステッカー目当てにコンビニでパンを買ってきた。役には立たないステッカー。でも“ある”となんかいい。なにしろ「ノラネコぐんだん」のステッカーだもの。

うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間② 

私のとても個人的な「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」の感想。私はヤングケアラーだった。私が小学生の頃にはもう死にたがっていた母は、私が大学生の時、50歳の誕生日に自死した。20年近く彼女を止め続けた私は「そうか」としか思わなかっ…

うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間①

先崎学の「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」の紹介です。小学生から将棋を指し続けた天才、先崎学が47歳の誕生日を境にどん底へと落ち、「うつ病」に挑んだ一年間の記録。最近うつ病が気になる人、そして全く気にしたことのない人に読んでほし…

新しい自分が見たいのだ— 仕事する  |「いのちの窓」 

10年ほど前。有給休暇をかき集めて旅に出た。目的地は島根県。新幹線と在来線を乗り継いで一日、ようやく着いた「安来駅(やすきえき)」で河井寛次郎の書に出会った。 「新しい自分が見たいのだ—仕事する」私は心を奪われた。

ちょっとあんまりじゃないの  |ハナレイ・ベイ 『東京奇譚集』

今日も「ハナレイ・ベイ」の話をもう少し。 私がこの物語のなかで一番心を揺さぶられる言葉について書いてみる。 それは、殆ど感情を表に出すことのない主人公サチの言葉。 “どう考えても不公平“としか思えない事態に出くわした彼女が、抑えきれずにもらした…

ままならない物語 |ハナレイ・ベイ 『東京奇譚集』 

『東京奇譚集』は村上春樹による5つの短編からなる短編集。 奇譚集というだけあって、どれも不思議な話。でもおどろおどろしくはない。 そこに描かれているのは、日常の中にひっそりと紛れ込んだ“不思議な出来事”とその出来事があぶりだす、自らの影や忘れ…

不出来な絵 |石垣りんの詩2

「石垣りんの詩は怖い」 そう言われがちな彼女だけどその心は冷たくもないし狭くもない。 「不出来な絵」という題の彼女の詩。一続きの言葉が伝えるのは彼女が世界を“愛している”という一事だと思う。 そして描かずにはいられない人への愛だと思う。

鬼の食事 |石垣りんの詩1

詩人の石垣りんは私にとって大切な人。彼女は自虐でも自己否定でもなく“鬼であること”を“人間はそういうもの”だと受け入れた人だと思う。鬼として生きていく、そう決意した人。 その言葉には、平凡だろうが過酷だろうが、目の前にある現実を“味わい尽くす”挑…

三十三間堂で会いましょう

久しぶりに連絡をくれた友人から「出会ってから30年」と言われハッとした。 もちろん友人との30年にも感慨はある。でも私にはそれとは別のたくらみも…。 思い出すのは「三十三年後三月三日三時三十三分三十三間堂で会いましょう」と約束した二人のこと。

満月が欠けている

穂村弘さんの『満月が欠けている』の感想です。 穂村さんは歌人、文筆家としても天才だけど会社勤めをしていた頃には「本当に仕事をしませんね」と言われた逸材。彼が語る彼はとても正直でどうしようもなくて、真剣で、可笑しくて。読んでいるうちに私の小さ…