
自分からのヘルプと家族からのニーズは重なりがち。
やっとひと段落して、今なら休めるってときに限ってなにか起こる。
ため息ついてしまうけど、これ、たまたまじゃなかったりする。
昨日、体力の限界を感じた私は「よし、今日は早く寝るぞ!」って意気込んでた。
そしたら猫がよってきた。よってきて離れない。
なになに?って撫でるけど満足しない。
いつもならあっさりどこかへ行ってしまうのに、スリスリが止まらない。
うーん今日じゃなきゃ駄目?って思うけど…
撫でてたらわかった。
君も待ってたのか。
最近ずっとバタバタ、ソワソワしてる私を見てたから
今日のやる気のないゆるんだ顔を見て“今だ”って察したのね。
家具の後ろに隠れて出てこなかったあの頃を思えば懐いてくれるのは幸せでしかない。なのに人間はすぐに忘れちゃうのよ。
当たり前に撫でられて、普通に甘えるようになったら
ああ、今じゃないって気持ちがむくむく。
今じゃないあとでねって。
子育ても同じだった気がする。
子どもの寝顔は天使。でもすぐに起きてわめいて走り回るから、やっぱり怪獣。
でもあの小さい怪獣も
「今ならいいかな?」
「今日はひとりで絵本読んどこう」って手加減してたんよなあ。
だから一緒に猫と寝た。
猫の主張は「“ここ”がいい!」なので、ひとまずリビングの床でごろり。
布団がよかったな、電気眩しいな。
そう思いながら寝っ転がったけど、体を伸ばしたら床も悪くなかった。
撫でるのも億劫で、私はただただ転がってただけだけど
猫はおとなしくそばにいた。
しつこく鳴いて呼んでたけど、いるだけでいいの?
そう感じたら降参するしかない。
そうして転がって…20分。
横で寝てる猫を起こさないようにそっと起きだして布団へ直行。
もちろん猫は目を開けて不満顔で見てたけど、何も言わずに送り出してくれた。
お互い譲歩は大事よね?
自分と家族と、どっちも大事にしなきゃ。