
職場の同僚がケガをした。
野球の試合中に肘を傷めたらしい。
その場にいた人たちは皆打撲だと思ったそう。本人も。
試合後は打ち上げに行って仲間と酒を飲み、あとは“日にち薬“と良くなるのを待った。
「昨日よりはまし」「一昨日よりはいい」と言いながら連休を過ごし、
「痛い痛い」と言いながらも痛みをやり過ごした。
でも連休明けの昨日、やっぱり心配になってきたらしい。
痛みはまだ引かないし肘も曲がらない。
それでやっと近所の病院に行くことに。
レントゲンを撮ってもらうと“骨に異常なし“。
痛み止めを処方してもらったら満足したのか気も晴れてきた。
「ギプス固定は不自由だからねえ」
そして今日。
念のためにと大きな病院でMRIを撮ってもらったら、すぐにギプス固定。
骨折していた。
医師は「このままだったら後々手術の可能性もあった」と。
危なかった。
名誉のために言い添えると、最初の医師がヤブ医者だったというわけじゃない。
レントゲンを撮れば大概わかるのも本当。
でもレントゲンではわからないこともある。
そして今回はレントゲンではわからなかっただけ。
どんな検査でもうまく評価できないことはあるし、結果が見逃されることもある。
レントゲンの場合、軽い骨折だとはっきりとは写らないことも多いし、部位や形状、骨のずれが少ない場合などでも判断は難しい。
検査ってそういうもの。
病院てそういうところ。
これは仕事柄、たくさんの患者さんの例を見てきた個人的な感想。
だから痛みが続くときには自分の感覚を信じたほうがいい。
その痛みは本人にしかわからないものだから。
「痛みが続いている」と言えば医者は再診、再検査をしてくれるだろうし、断られたならセカンドオピニオンという手もある。
痛みには痛いなりの理由があると思う。
それが今のところ原因のわからないものだとしても、本人にとって痛いのは事実。
無視したり無理したりせずに、誰かに助けを求めた方がいい。