
UnsplashのDesi Mendozaが撮影した写真
UKのロックバンド「oasis」が東京ドームで16年ぶりに日本公演を開催した。
私は端から諦めてたけど、それでもニュースでステージの様子が流れたり、LIVE後の観客の興奮冷めやらぬ顔を見たりすると「見たかったなあ」と思う。
「oasis」の結成は1991年。
私が彼らを知ったのはその何年か後、大学時代の友人たちの影響だった。
洋楽なんて殆んど知らない田舎者の私。
そんな私が「oasis」を知ったきっかけは、やっぱり田舎者の友人たちのおかげ。
そして、素人の歌う下手なカラオケになっても、調子っぱずれの鼻歌になっても消えない「oasis」の魅力のおかげ。歌詞なんてろくにわからないまま、惹きつけられた。
今回が12回目の来日だけれど、私は一度もLIVEでの“彼ら“を見たことがない。
だから私が「oasis」の楽曲とともに思い出すのは、
熱いステージでもなければ、格好いいミュージックビデオでもなく、
冴えない大学生のくだらない毎日だったりする。
あの頃、音楽は、誰かがどこかで見つけてきては得意げに教えてくれるもので、
「これ知ってる?」としたり顔で贈り合う、とっておきのギフトみたいなものだった。
自分が見つけてきた新しい音楽が友人たちの間で広まっていくのが嬉しい。
お気に入りになるのが嬉しい。その繰り返し。
「oasis」はそんな思い出の一つ。
でもいつの間にか。
大学を卒業して、忙しく子育てなどしてる間に、彼らは解散していた。
解散の理由は、愛すべきノエル・ギャラガー&リアム・ギャラガー兄弟の不仲のせい。
それなら仕方ないか、と思うような、それがあの兄弟。
自由奔放で傍若無人。
なにものにも囚われない彼らのエピソードは、「oasis」の人気のもう一方の理由だったかもしれない。きっと再結成しなくても、それはそれでもう一つの結末だったと思う。
そして、和解を選んだ二人。
大人になった彼らのステージを、大人になった私も見てみたかったなあと思う。
もう成立しないと思っていた「Oasis」のステージが見られる日が来るなんて。
世界中のファンが見守った兄弟喧嘩。
愛されるってこういうことなんじゃないか?
そんなロックバンド。